私たちの仲間である、高知の生産者【みよしファーム・DADA NUTS BUTTER・イノタネアグリ】を巡りました!!

今回、私たちの元へいつもおいしい生姜やかぼちゃを届けてくれる、みよしファームさんと一緒に新生姜の収穫を行うため、高知県四万十町へ行ってきました!

みよしファームさんの畑は、四万十川の近くにあります。
この日は、近くの農家仲間の皆さんと一緒に、私たちも収穫のお手伝いをさせていただきました。

慣れた手付きの皆さんを見習いながら、新生姜を土から掘り起こし、葉や茎を切り落とし、カゴに詰めて、貯蔵庫へ。

掘りたての新生姜の断面は、こんなにも瑞々しいんです!
その美しさに都度感動😍


この地域では、近くの農家仲間と協力しながら、それぞれの畑で新生姜の収穫を順番に行っていくそうです。
なので、今日はみよしファームで収穫しましたが、明日はみんなでお隣の畑へ。

収穫の時から、また次の収穫までの1年分を一気に収穫・貯蔵するため、みんなで協力しながら行ったほうが効率が良いそうです◎

三好さんや周りの農家さんにとっては当たり前かもしれませんが、お互いが助け合って作業されている姿は、とっても素敵だなあと感じました。

↑ 新生姜を土から掘り起こした瞬間は、このように連なった状態!とっても立派!

↑ 新生姜の知識を伝授してくださる三好さん

高知の皆さんとの世間話も楽しみながら黙々と作業を続け、ある程度カゴに生姜が貯まると、次は「壕(ごう)」と呼ばれる貯蔵庫へ!

たくさんのカゴをトラックの荷台に積み、新生姜を貯蔵されている壕(ごう)へ運びます。

貯蔵している場所は、普通の倉庫などではなく、人工的に山を掘って作られた洞窟のようなもの!
なんと今回一緒に収穫されていた農家さんが、数十年前に手作業で掘られたそう。

その中は、手で掘られたと思えないほど奥まで道が続いており、ところどころで貯蔵スペース用として道が左右に入り組んでいました。
(暗くてすこし怖かったけど、この山を手作業で掘られたなんて、本当に尊敬の念を抱きました🙏)

中は、ひんやりと外より少し涼しい。湿度や温度が一定で、生姜を貯蔵するには最適な環境なのです。

収穫〜貯蔵まで、たくさんの経験をさせていただき、本当にありがとうございました✨!

農家の皆さんから、その野菜のおいしい理由や育てる際のこだわりを直接聞いたり現場を見たりすると、お店で販売する側の私たちの想い入れもやっぱり強くなります。

みよしさんがどんな想いで育てられているのかをお客さんにもちゃんと届けたい。
そんな気持ちを得ることができたことも、今回の大きな収穫の1つだと思います😊

こんなにおいしい新生姜が育つ「高知県四万十町」ってどんなまち?!少しだけご紹介✨

四万十町は、牛豚牛・野菜・お米なんでも揃う、生産に囲まれた四万十の中心。
食材の宝庫のまちであり、生姜の生産量も日本一。

小さなまちながら、豊かな食や溢れる自然のポテンシャルは底知れず、まち的な気風もあって、おばあちゃんがやっているスナックをはじめたくさんの名店も◎

地元の人がおいしいと認める焼肉屋さん「満洲軒」に舌鼓!
お会いした四万十の皆さんのおもてなし精神が素晴らしく、たくさんのおいしい食を楽しませていただきました🙏

さてさて今回、みよしファームさんを訪れる行き道で、THE MARKET groceryでも商品を扱わせていただいている、DADA NUTS BUTTERさんとイノタネアグリさんの元も訪れました!

DADA NUTS BUTTER(高知県香美市土佐山田町)

DADAさんのお店は、いわゆる、まちなかからは少し離れた場所の赤い鉄筋の建物の2階にあります。

ここで、ナッツの焙煎、ナッツバターの製造、瓶詰め、パッケージング、販売までのすべてを手作業で行われています。
ナッツ好きが高じて「ピーナッツ以外のナッツもトーストに塗りたい」という思いから始まったDADAさんのお店の商品は、ほとんどがナッツ類と少しの塩のみで出来ており、どれも素材の美味しさをガツンと感じることができます。

パンに塗るだけでなく、料理のコクを引き出す調味料としても使えるナッツペースト。

シンプルな味わいが故に、野菜にもスイーツにも相性抜群です◎
ぜひ、お気に入りの使い方を見つけてみてください!SNSでおすすめレシピも公開されているので是非チェック!

イノタネアグリ(高知県幡多郡黒潮町)

次に訪れたのは、黒潮町で江戸時代から続く伝統製法でお砂糖を作られているイノタネアグリさん。

着いた瞬間、さとうきび畑に連れて行ってくださり、その場で刈って、私たちに生のさとうきびを食べさせてくださりました。

もう、その甘さに感動!!!
ただ甘いだけでなく、スッキリとした後味で、ずっと食べ続けたくなるような美味しさでした。

雨の日も風の日も休まず畑に行き、さとうきびの状態をチェックされる秋吉さん。

さとうきびを収穫した後は、その中でも特に美味しい部分だけを使用して、お砂糖を作られています。
江戸時代から200年続く伝統製法で丹精込めて丁寧に作られる砂糖は、一般的に世に出回る砂糖とは比べ物にならないほどの美味しさです!!!!😭

お菓子や料理の美味しさをグンと引き立てますので、ぜひぜひ皆さん試してみてください◎

また、蜜砂糖と呼ばれる、砂糖に仕上がる前にとれる液体状の蜜砂糖も✨
(これ実は、下町のナポレオンと呼ばれるいい●こと割ることで、ブランデーのような味わいに!!
日常のちょっとした”特別”として、地域で楽しまれているそうです😊)

高知県の生産者さんや農作物、まちなみ、風土から吸収したことをTHE MARKET groceryで還元していきたいと思います。
今回ご紹介した「新生姜・DADA NUTS BUTTER・入野さとふ」を楽しみに今すぐgroceryへ!✨