丹波婦木農場さんの農家の「おむすび」はじめます!

\\お知らせ//
THE MARKET に新たに登場!

丹波婦木農場さん の
@fukifarm_tanba

農家さんのおむすび はじめます!

毎週火曜日、毎週土曜日!場所はTHE MARKET 軒先です!
営業時間は朝9時半〜売り切れるまで!
お楽しみに!

以下、丹波婦木農場さんからのメッセージ


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丹波婦木農場 農家のおむすび はじめます


300年前からSDGsな丹波の農家です。
現在確認できる最古の歴史は江戸時代宝暦年間、そこから数えて婦木家10代以上の百姓が丹波の同じ地で農家として暮らしてきました。昨今、SDGs~持続可能なナントカ言われておりますが、我々は約300年そしてこの先の未来も同じこの地で農家として暮らしていきます。その為には持続可能な農業のやり方でしか続けられないと、受け継いできたわが家の歴史が教えてくれています。

現在の面積は約10ヘクタール、身近な例えで言うと天王寺動物園が約11ヘクタールらしいのであのくらいです。
田んぼでは、コシヒカリ、もち米、酒米、飼料米をつくり。
畑では、小麦、牧草、丹波の黒豆、丹波大納言小豆などの豆類と年間約120種類の野菜づくりをしています。
手間を惜しまず農薬や化学肥料などはほとんど使わずに収穫時に家族が畑で作物を丸かじりできる基準でつくっています。それでもいい作物を作るコツは無理して沢山収穫しようとしない事です。

自給飼料を作って育てている家畜の排せつ物で堆肥を作り土を肥やしています。有機肥料というやつです。
昭和初期から乳牛を飼育し、搾ったミルクで今ではチーズづくりをしています。
丹波チーズ工房として2021年にはチーズコンテストで最優秀賞をいただきました。
平飼いで鶏も飼っています。元気な鶏の力強い卵は独特で、その卵でつくったマヨネーズも美味しいです♪

昔ながらの農家の加工品として、杵つき餅、米麹、味噌づくり、醤油づくりや麦茶づくりなども季節で行っています。3月から11月迄は月2回オープンファームデーとして農場見学と農家カフェランチや直売でお客様をお迎えして、終日滞在したい方向けには農家民宿もやっています。


「顔の見える生産者」から更に「顔見知りの生産者」の機会を数多くつくってきました。
また時折テレビなどのマスコミ媒体で取り上げていただいておりますので「あ~あの丹波の百姓か!」と思い出していただけるかもしれません。
おむすびの語源は「お結び」から来たらしいですね。おむすびで丹波農家と阿倍野の町の方々との結びの一つになれれば嬉しいです。

農家のおむすびに使用するお米は、山水を引いた先祖代々の田んぼで紙マルチという田植え時に田んぼに専用の紙を敷き、その効果で除草剤や農薬を使用せずに栽培する方法でつくったお米です。紙マルチは分解されて無くなるのでその効果は初期だけ、収穫前には大きく伸びた雑草を手作業で時間をかけてとらなければいけないようになります。

山に囲まれた内陸の丹波は寒暖の差が大きく粘土質で肥沃な土壌、水も良く昔から米や豆づくりには良い土地とされています。また秋から春までは丹波霧と言われる霧が頻繁に発生する独特の風土です。丹波霧発生時に近くの山城に登ると一面の雲海が広がります。米づくりは年中作業です。そんな手間暇をかけてつくった丹波のコシヒカリは毎年「特A」ランクです。

光り輝く美味しい白米のおむすびはもちろん、皆さん驚かれるのは丹波婦木農場の玄米のおむすびです。
「玄米はカラダにいいのはわかるけど食感がボソボソで味やにおいが・・・」なんて思ってる方、本当に美味しいお米の玄米って全然違いますよ。おむすびの具もできる限り農家の自家製のものを使用しています。保存料や添加物を使用していないのでできるだけ早く食べてください。丹波の名産といえば「丹波の黒豆」「丹波大納言小豆」「丹波栗」などと言われていますが、丹波のお米も美味しいのですよ♪


そんな丹波の田んぼと東天下茶屋のThe Marketさんの厨房を直に結んだ農家のおむすびをよろしくお願いします。