【grocery通信】ビタミンCやβ-カロテン、ペクチンなどが豊富な「柿」

こんばんは!最近、より一層寒さが
厳しくなって朝起きるのがすでに辛いですね。

第33回grocery通信では
「柿」についてご紹介いたします!

柿の旬は9〜10月の秋から冬にかけてです。
瑞々しく、まろやかな優しい甘さが人気の柿。
世界共通語になっているほど国外でも人気の果物です。

柿は大きく分けると「甘柿」と「渋柿」の2種類あります。渋柿の渋みの正体は水溶性タンニンというものによるもの。元々柿は全て渋みのある渋柿ですが、突然変異で甘柿が生まれました。

また、渋みがあるのは渋柿だと思いがちですが甘柿も未熟なときは渋みがあります。
実が熟していくにつれタンニンの性質が水溶性から不溶性へと変わり、渋さが抜けていきます。渋柿も渋抜きや干し柿にすることで渋みが抜けます。

昔から「柿が赤くなると医者は青くなる」ということわざがあるように、柿は栄養豊富な果物です。主な栄養素はビタミンCやβ-カロテン、ペクチンなど。

・β-カロテン
人参やほうれん草などの緑黄色野菜、柑橘類に多く含まれるβ-カロテンは目の健康の促進、肌質改善、免疫力を高めるなどの働きをしてくれます。また干し柿には生柿の2倍のβ-カロテンが含まれています。

・ビタミンC
ビタミンCは美肌効果や免疫力を高める効果があるだけでなく、少なくなると血管がもろくなったり、体の様々な部分で不調を招いたりとなくてはならない大事な役割を担っています。
そんなビタミンCはなんと柑橘系の約2倍も含まれています。

・ペクチン
食物繊維の一種であるペクチンは整腸作用や
コレステロール低下作用、便秘予防などに効果的です。こちらも干し柿の方が多く含まれます。

そんな柿は和歌山県の新岡農園さんより届きます!ちょうど本日入荷いたしました!是非甘くて新鮮な柿を味わって下さいね🙌🏻✨
次回の入荷からはとろける柔らかさで果汁たっぷりの富有柿が入ってきます!

柿の皮の剥き方

新岡農園さんのお子さんが
見事な包丁使いで実演してくださいました!

1.ヘタを下に向け、おしりから柿のスジに沿って包丁を入れます。
2.切り込みを入れたら切り口に沿って柿を手でもぎ割ります。
3.皮ごと食べても美味しいそうですが、皮が気になる方は皮を剥いていきます。
4.食べやすいサイズに切り、ヘタを切り落とし完成!


おすすめレシピ

そのまま食べるのももちろん美味しいですが、
他のお野菜と和え物などにしたりポタージュや
なんと天ぷらにも。意外と幅広いお料理にお使いいただけます!
また、豊富に含まれるペクチンを利用した牛乳と柿だけで作るプリンもおすすめです🍮

今回はJA全農がSNSで公開し最近話題になった、「焼き柿」を実際に作ってみました!
作り方はいたってシンプルです。

1.柿の上部をヘタごと切り落とす
2.切り口の表面に米印状に切り込みを入れる。
3.オーブントースターで10分ほど焼く
(大きさや熟れ具合で異なるので様子を見て調整してください)

じっくり熱を加えることで甘みは増し、とろ〜り食感に。熱々の状態でバターを乗せるとさらに罪深い食べ物に🧈
生の柿とはまた違う味わいが楽しめます!