【grocery通信】自然豊かな四万十町の環境がつくりあげた里芋

【grocery通信 里芋】

こんばんは!今週は全国的
にぐずついた天気になりそうですね。

第28回grocery通信では
「里芋」をご紹介します!

里芋は品種にもよりますが、夏の始まりの8月から
今の時期の10月頃までが旬と言われています。

里芋の名前の由来は、縄文時代に山で採れた芋を山芋、里で栽培され 採れた芋を山芋と区別して呼んでいたそうです。

加熱すると口の中でとろけるような食感が美味しい里芋。あの独特のぬめりの正体は、里芋に含まれる「ガラクタン」という成分によるものです。この成分は免疫力を高める効果を持つほか、がん細胞抑制する効果もあります。

また、イモ類の中でも特にカロリーが低く、肥満予防の効果もあったりとダイエット中の救世主なんです!

今回は、高知県四万十町で農薬、化学肥料不使用の里芋を育てられているみよしファーム 三好永芳さんからお話を伺いました!

里芋は4月から5月に種芋を植え付けて、梅雨前後の2回に手作業での除草を行うそうです。
この草取りは無農薬、無化学肥料だと必須になってくるそうで、地道に時間をかけて行うので特に大変な作業だそう。
けれどこの手間が 美味しく、そして安全に食べられるために重要になってくるのですね。

そして夏の気温が30℃になる頃には四万十川の支流の神ノ川の澄んだ水と青空の下、立派な里芋が育ちます。恵まれた環境も、こだわりの里芋を作る上で欠かせない材料の1つです。

そんな三好さんの作られる里芋は粘り気が強く、もっちりとした食感で甘みもあります。
あの里芋独特のねっとり感が好きな方にはたまらない美味しさです!

三好さんいわく、じゃがいもの代わりに里芋を使い、
コロッケやカレーに入れて食べるのがおすすめだそう。

これからの季節には汁物や煮っころがし、お雑煮などに入れて食べるのも良いですね。
ねっとりした食感も一層感じられるのでおすすめです。

たっぷりの愛情と自然豊かな四万十町の環境がつくりあげた里芋を是非味わってみて下さい。

他にも奈良県の曽爾村や中原農園さんの里芋がございます!是非食べ比べなどしてみてはどうでしょうか?


里芋コロッケ

レシピ
1.合いびき肉、醤油、酒、みりん、砂糖を入れ汁気がなくなるまで炒める。
2.汁気がなくなるまで炒めたら火を止め冷ます。
3.里芋をよく洗い、レンジで加熱し、皮を剥いてマッシャーで潰す。
4.その中に先程の肉そぼろを入れ混ぜる
5.丸めて小麦粉、卵、パン粉の順につけ、揚げて完成!

お好みでチーズなどを入れても美味しいです!