こんばんは!春の陽気が眠気を誘いますね。
第43回grocery通信は
「有機いちご」についてご紹介いたします!
大人から子供まで大好きないちご、甘い匂いと甘酸っぱい味わいでとっても美味しいですよね。
groceryでは京都府八幡市にあるかみむら農園からの有機いちごが届いています。
いちごの有機栽培はとっても珍しく、その希少性は、日本全体の収穫量のうち0.002%という数字からも見て取れます。
それもそのはず。化学肥料、農薬不使用の有機栽培のいちごの生産者は日本にわずか10名ほどしかいないと言われています。
なぜここまで有機いちごが珍しいかというと、いちごの栽培は2年近くの時間を要することに加え害虫や病気にもかかりやすいため、リスクと手間をかけるほど有機栽培をする理由もメリットも少ないから。いちごの美味しさは農薬使用、不使用によるものではなくどこまで徹底した緻密な栽培をするかで変わります。具体的にいうと土作りや水量調整など…
慣行栽培でも難しいいちごの栽培を生産者の上村さんはなぜ始めようと思ったのか。
上村さんは元々別の職種についていましたが就農し、はじめは人参やきゅうり、大根などを有機で栽培していました。
現在の有機いちごの栽培は2017年から開始。就農した理由はお義父さんが家庭菜園で作られた野菜を食べたときにその美味しさに感動し、自身で美味しい野菜を作りたいと思ったそうです。
軽い気持ちで始めたという、いちごの有機栽培ですが、初めはそううまくいかなかったようです。まず大量発生するアブラムシ。これをかみむら農園さんではアブラムシを捕食するてんとう虫で防除し農薬は極力使いません。また収穫のタイミングにもこだわり、栄養が戻る夜を狙って一人で明け方四時から収穫作業をするそう。また、美味しさの秘訣はこだわった土作りからも。「野菜の味は肥料の味」と、肥料も動物性の肥料は一切使用せず豆腐屋さんで大量に出るおからなどをおもに肥料として使用しています。
またいちご狩りを経験された方ならお分かりになると思うのですが、通常いちごは作業効率などを考えてプランター栽培が多い中、かみむら農園さんでは地植えでの栽培を行っています。
豊富な養分のもと広々根を伸ばし育ったいちごはしっかりした旨味と濃い甘さの中にも酸味が感じられます!
安心安全なものを食べてもらいたいという想いのもと作られているかみむら農園のいちごの味は驚くほど甘い!!ベーカリーではかみむら農園のいちごを使用したドリンクも販売しているのですが、シロップにするときあまりにも甘いのでレモンを足して調整しています。
かみむら農園のいちごはしばらく一週間に一度のペースで入荷予定です!
次回入荷日はgroceryのInstagramにてお伝え致します。希少な有機いちごを是非味わってみてくださいね。
ご購入者の中には、美味しかったからと4パック、8パックを購入される方もいらっしゃるほど人気です。