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2025年5月29日

【訪問レポート】晴明丘ノ朝市レギュラーメンバー「ひまりえん」さんの畑へ。トマト収穫体験&お話を伺いました!

みなさん、こんにちは!
スタッフの夕莉乃です😊

 

先日、大阪府富田林市にある、ひまりえんさんの畑にお邪魔し、トマトの収穫体験と取材をさせていただきました〜!

 

ひまりえんさんは、金剛山と葛城山の間を流れる清らかな水に恵まれた土地で、ご家族が営まれている小さな農園。
平日はサラリーマンとして働きながら、休日を中心に農業に取り組まれています🤲🏼

 

 

夏野菜が少しずつスタート!

今年は例年に比べて気温の上昇がゆるやかで、夏野菜のスタートも少しゆっくりめ。

 

でも、畑では少しずつトマトやナスが採れだしています!!

 

当日は、トマトの収穫を体験させていただきました☺️🍅

ひまりえんさんのトマトは、甘くて味が濃くて、いろんな種類がミックスされていてとにかく美味しい!
THE MARKET groceryの店頭でも、いつも人気です🙌🏼

 

畑のトマトは、少し乾燥気味の環境で育てられているそうで、「甘みを引き出すにはこの水分コントロールが大事なんです」と教えていただきました。

 

 

ふっくらと実ったトマトは、ぎゅっと濃縮された甘さと旨味が口いっぱいに広がります。

 

夏のピークには、収穫が追いつかないほど次々と実がなるそう。

今からとっても楽しみですね!!!

 

 

おいしさの秘密は「丁寧な土づくり」

ひまりえんさんの畑では、本来連作が難しいとされるトマトやナスも、毎年同じ場所で育てることができています。

 

その理由は、丁寧な土づくりにありました。

 

秋冬の間に、馬ふんやわら、燻炭(燻製にした籾殻)などを使って土を整え、微生物の多様性を高めているそうです。

 

 

長年積み重ねられてきたわらは、自然に発酵して堆肥になり、土の保湿にも効果的。

 

ミミズやダンゴムシ、カブトムシなどの小さな生きものたちが集まり、豊かな土壌環境を支えてくれています。

 

こだわりのお米づくり

ひまりえんさんのもうひとつの看板商品、お米🍚。
ちょうど今は、田植えに向けた準備の真っ最中でした🤲🏼

 

とくに印象的だったのは、「田植え後2週間が勝負!」というお話。

 

ジャンボタニシが苗を食べてしまう危険があり、この時期を乗り越えられれば、その後はしっかりと育ってくれるそうです。

 

また、秋には蓮華草の種をまき、空気中の窒素を土に取り込む工夫もされています。

 

市としても推奨されている方法だそうですが、手間がかかるため、実践している農家さんは多くないとのこと。

 

お米から採れるわらや籾殻を使って土をつくり、その土でまた野菜を育てるー。

 

そんな自然の恵みを活かした「循環」の形、素晴らしいですよね🥺🤲🏼

 

晴明丘ノ朝市への想い

ひまりえんさんは、私たちが毎月第1土曜に開催している「晴明丘ノ朝市」に、レギュラー出店してくださっています🥕☺️

 

 

そして、朝市で出会うお客さんとのやり取りが、筒井さんにとって大きな原動力になっているそう😍

 

「あの人がこのトマトを喜んでくれるかなあって、朝市で出会ったお客さんの顔を思い浮かべながら畑に立つと、つらい作業も頑張れるんです。」

 

月に一度の出店だからこそ、「先月のあの野菜、どうだった?」と感想を聞けたり、どんな食べ方をしたのかを教えてもらえたりするのが、本当に嬉しいと話されていました◎

 

皆さんも、ぜひ「おいしかったよ!」のひと言や感想を届けてみてください🥹

 

必要な分だけ、ていねいに。暮らしに寄り添う農業のかたち

ひまりえんさんの農業は、決して大量生産ではありません。
家族やご近所、THE MARKETのお客さまなど、身近な人たちの「必要な分」をていねいに育てるスタイルです

 

人とのつながりを大切にしながら、暮らしに寄り添う農業を続けておられます。

 

 

最後に

晴明丘ノ朝市THE MARKET groceryで、ひまりえんさんのお野菜やお米に出会ったときは、その背景にある筒井さんご家族の想いや、畑の風景にも思いを馳せてみてくださいね。

 

 

筒井さん、今回は畑で色々とお話をお伺いさせていただき、ありがとうございました✨️

  

6月の晴明丘ノ朝市は、7日(土)9:30〜12:30に開催します!

 

ぜひ遊びに来てくださいね~! 

お待ちしています😊