みなさん、こんにちは!
スタッフの夕莉乃です😊
先日、大阪府富田林市にある、ひまりえんさんの畑にお邪魔し、トマトの収穫体験と取材をさせていただきました〜!
ひまりえんさんは、金剛山と葛城山の間を流れる清らかな水に恵まれた土地で、ご家族が営まれている小さな農園。
平日はサラリーマンとして働きながら、休日を中心に農業に取り組まれています🤲🏼

夏野菜が少しずつスタート!
今年は例年に比べて気温の上昇がゆるやかで、夏野菜のスタートも少しゆっくりめ。
でも、畑では少しずつトマトやナスが採れだしています!!
当日は、トマトの収穫を体験させていただきました☺️🍅

ひまりえんさんのトマトは、甘くて味が濃くて、いろんな種類がミックスされていてとにかく美味しい!
THE MARKET groceryの店頭でも、いつも人気です🙌🏼
畑のトマトは、少し乾燥気味の環境で育てられているそうで、「甘みを引き出すにはこの水分コントロールが大事なんです」と教えていただきました。

ふっくらと実ったトマトは、ぎゅっと濃縮された甘さと旨味が口いっぱいに広がります。
夏のピークには、収穫が追いつかないほど次々と実がなるそう。
今からとっても楽しみですね!!!

おいしさの秘密は「丁寧な土づくり」
ひまりえんさんの畑では、本来連作が難しいとされるトマトやナスも、毎年同じ場所で育てることができています。
その理由は、丁寧な土づくりにありました。
秋冬の間に、馬ふんやわら、燻炭(燻製にした籾殻)などを使って土を整え、微生物の多様性を高めているそうです。

長年積み重ねられてきたわらは、自然に発酵して堆肥になり、土の保湿にも効果的。
ミミズやダンゴムシ、カブトムシなどの小さな生きものたちが集まり、豊かな土壌環境を支えてくれています。
こだわりのお米づくり
ひまりえんさんのもうひとつの看板商品、お米🍚。
ちょうど今は、田植えに向けた準備の真っ最中でした🤲🏼
とくに印象的だったのは、「田植え後2週間が勝負!」というお話。
ジャンボタニシが苗を食べてしまう危険があり、この時期を乗り越えられれば、その後はしっかりと育ってくれるそうです。
また、秋には蓮華草の種をまき、空気中の窒素を土に取り込む工夫もされています。
市としても推奨されている方法だそうですが、手間がかかるため、実践している農家さんは多くないとのこと。
お米から採れるわらや籾殻を使って土をつくり、その土でまた野菜を育てるー。
そんな自然の恵みを活かした「循環」の形、素晴らしいですよね🥺🤲🏼
晴明丘ノ朝市への想い
ひまりえんさんは、私たちが毎月第1土曜に開催している「晴明丘ノ朝市」に、レギュラー出店してくださっています🥕☺️


そして、朝市で出会うお客さんとのやり取りが、筒井さんにとって大きな原動力になっているそう😍
「あの人がこのトマトを喜んでくれるかなあって、朝市で出会ったお客さんの顔を思い浮かべながら畑に立つと、つらい作業も頑張れるんです。」
月に一度の出店だからこそ、「先月のあの野菜、どうだった?」と感想を聞けたり、どんな食べ方をしたのかを教えてもらえたりするのが、本当に嬉しいと話されていました◎
皆さんも、ぜひ「おいしかったよ!」のひと言や感想を届けてみてください🥹

必要な分だけ、ていねいに。暮らしに寄り添う農業のかたち
ひまりえんさんの農業は、決して大量生産ではありません。
家族やご近所、THE MARKETのお客さまなど、身近な人たちの「必要な分」をていねいに育てるスタイルです
人とのつながりを大切にしながら、暮らしに寄り添う農業を続けておられます。

めちゃめちゃ美味しかったです。
最後に
晴明丘ノ朝市やTHE MARKET groceryで、ひまりえんさんのお野菜やお米に出会ったときは、その背景にある筒井さんご家族の想いや、畑の風景にも思いを馳せてみてくださいね。

筒井さん、今回は畑で色々とお話をお伺いさせていただき、ありがとうございました✨️
6月の晴明丘ノ朝市は、7日(土)9:30〜12:30に開催します!
ぜひ遊びに来てくださいね~!
お待ちしています😊