Buy localやTHE MARKETが作り出す都市の暮らし。都市計画家・加藤寛之が執筆中。

皆さんこんばんは!加藤寛之です。

今年も7月31日に「NIGHT Buylocal」を開催します。

「NIGHT Buylocal」は、ご近所のナイトタイムエコノミーをもっと素敵に変えていきたい!このまちの素敵なお店を知って、仕事帰りに、平日の夜に、休日の夕暮れに、地域の仲間とふらっと出会い、家族や友だちと楽しい時間を過ごしてもらいたい。都市の暮らしを楽しんでもらいたい。そんな想いを込めて地域の有志で運営しています。

去年は多くの方にお越しいただき、大盛況に終わりました。通常行っている「バイローカルの日」とは違った雰囲気の中、地域の多様な商いと人たちが出会うきっかけや、ご近所で過ごす平日の夕暮れの豊かさを感じてもらえたのではないかなと思っています。

さて、私自身は、THE MARKETを経営すると共に、都市計画のプロフェッショナルとして複数の地域再生に携わっています。

都市計画というと堅苦しいのですが、平たく言えば、地域の未来の素敵な暮らしをどう創造するのか?を考え、組み立て、実行していく仕事です。

元気が無くなりつつある全国の色々な地域で、地域に新しいチャレンジを創出するための仕掛けとして、全国に先駆けて青空市(月に1回の定期マーケット)を仕掛けたり、関わる地域の人たちと一緒に、自ら身銭を切って事業を立ち上げたり。

約15年前、がむしゃらに、自分が関わる地域を良くして行こう!と色んな地域ではげむ中、いざ自分が暮らしている阿倍野のまちを改めて見直してみると、天王寺駅周辺エリアの大型開発。
再開発や大型商業施設・チェーン店の集積によって、地域の人たちの消費の仕方も大きく変化した時代でした。

そのため、天王寺から自転車で約10分の私たちのエリアも、段々と元気が無くなってしまっていたのです。

そこをなんとかしたい。
自分たちの暮らすまちが1番楽しい!!と自信を持って言えるように、まずは自分が行動しようと、「バイローカル」THE MARKETを始めました。

「バイローカル」とは:地域の人たちが地域のお店を利用し、良き商いを自分たちの手で守り育てよう!と、加藤が地元の有志数人と一緒にはじめたムーヴメント。年に1回、バイローカルの日(青空市)を開催したり、地域のお店を紹介するバイローカルマップを作成したりしている。

(なんと先日、バイローカルの取り組みが「第2回 地域価値を共創する不動産業アワード<一般部門 優秀賞>」を受賞しました😍。受賞者名は「ビーローカル・パートナーズ」です!)

なので私の頭の中では、バイローカルの取り組みも、THE MARKETの経営も、都市計画なんです。

都市の暮らしを考える。それは、自分が暮らすご近所が1番ハッピー!!!!だと感じる人が増えるようにするのが、21世紀の新しい都市計画というお話です。

約四半世紀、まちづくり・都市計画の分野でお仕事してきたノウハウをふんだんに活かしながら、21世紀の新しい都市計画について、今考えることを文章にしています。

すべて読破すると、なんと約10万字もの集大成!なんですが、毎週水曜日にアップしています。既に第6章まで来ました。

ぜひ一読いただき、感想や応援、コメント、質問など何か反応頂けたらとっても嬉しいです。

第0章 はじめに

第1章 21世紀の都市計画家

第2章 まちづくりとは

第3章 これまでと、これから

第4章 都市計画とは

第5章 少数派がまちを変える

第6章 地域に新しいチャレンジを創出する

第7章 ご近所を素敵に変えよう(8月頃公開予定)

第8章 新しい都市計画(序章)(9月頃公開予定)

現在中断してますが、「TALK LOCAL」も再開予定です!お楽しみに。